Onとともに
2020.5.11 update
いつでも”オン”。 スイス生まれのランニングシューズブランドOnには”オフ”という概念はありません。 仕事終わりの遊びも、トレーニングウエアから普段着に着替えた後も、Onのシューズを履けば常に”オン”なの です。そんなOnと共にランニングライフを楽しんでいる人たちをフューチャーした連載企画『Onとともに』。 そして、Onと友になって#Onfriendsの輪を広げよう。
薬剤師であり、20-30代を中心としたランニングコミュニティ『LOL RUN CREW』の創設者。
ブランド、ショップ、カフェや様々なランニングコミュニティとも積極的にコラボレーションを展開中。雑誌「ランナーズ」の2019年表紙モデル。
Instagram :
https://www.instagram.com/km_zukky/
https://www.instagram.com/lolruncrew/
Movie & Photo_IORI MATSUSAIRA
Interview_Takashi Imai(atmos初代店長)
- INTERVIEW
- フルマラソンの完走がゴールではなくて、ライフスタイル の一部として続けています。
Imai(以下I):「Onとともに」第2回目のゲストは本職の薬剤師として働く傍、自らランニングコミュニティを立ち上げ、仕事終わりや週末にランニングライフを楽しむ勝俣水稀さん(ZUKKY)をお迎えしています。それではよろしくお願いいたします。まずはランニングについてお聞きしたいのですが、いつ頃から走り始めたのですか?
ZUKKY(以下Z):最初は大学生になってからなので、今で丸7年目ってところです。最初はフルマラソンに出ようという企画があって、それを完走してから、走ることにはまって、今まで続けているという感じです。
I:意外と長くやられているのですね。
Z:そうですね。元々スポーツは好きだったんですけど、練習の段階も含めてランニングの魅力に気付いて、フル
マラソンの完走がゴールではなくて、ライフスタイルの一部として続けています。大会とかにどんどん出ると
か、速さを求めるとかではなくて、身体を動かしてスッキリするといったところを重視しています。
I:現在のランニングの頻度を教えてください。
Z:コロナ以前は、週3は必ず走っていました。土日もどちらかは仲間とグループランをする予定をずっと入れて
いて、多い時では週5で走ってみたり。平日は仕事終わりに走ることが多いので、夜ラン中心ですね。夜に走っ
て一日をリセットさせるのが好きで。
- みんなで頑張って走ったり、楽しく走るということを知り ました。今では仲の良い友人たちと走るときが一番楽しいです。
I:今までランニングを続けられている理由は何ですか?
Z:私の中ではコミュニティーの存在が大きいです。ずっと運動はしていたのですが、ひとりで頑張って走るみた
いなことしかしてこなくて。ところが、初めてフルマラソンをチャレンジするときに、他にも初めての参加の子
たちが多くて、みんなで頑張って走ったり、楽しく走るということを知りました。今では仲の良い友人たちと走
るときが一番楽しいです。遊びがランニングっていう感じですね。
I:ズッキーの創設したランクルーのことについて、教えてください。
Z: LOL RUN CREWという名前で、2019年5月26日に結成・第一回イベントを代々木公園で開催しました。
LOVE OUR LIVES"自分たちの人生を好きになろう"をコンセプトに、走ることを通じて新しい「ヒト」・「モ
ノ」・「コト」に出会い、自己成長することが目的です。
自分たち主催のランニングイベントだけでなく、様々なブランド・カフェ・団体などとコラボレーションを行な
って、みんなの世界を広げる手伝いができればと思っています。
I:じゃあ、今は寂しいんじゃないんですか?グループランできないし。
Z:そうなんです。だから今はZOOMを使って友人同士で集まって、家の中でトレーニングをして、その後、各々走りに行くみたいな。
I:その後、自宅に戻ってから、またZOOMで会うって感じですか?
Z:いや、走りながらも会話していますよ。
I:なんと。今や、ツールも増えていろんな使い方ができるのですね!
それでは、Onのことをお聞かせください。Onとの出会いは?
Z:最初はOnのランニングイベントですね。元々、見た目も特徴的なシューズだなって、知っていて、イベント
あるよって声かけてもらったので、友人も誘ってみて、参加したのがきっかけです。
- ずっと走っていられるというか、脚が勝手に進んでいく感覚が面白いです。
I:実際に履いてみてどうでした?
Z:結構、私の脚に合っているな、と思っていて。機能的にもシューレースのところがゴムになっているタイプの
もの(On Cloud)は珍しいし、スッと履けて、スッと走り出せるというのがいいですね。軽いですし、ロング
走などでも、ずっと走っていられるというか、脚が勝手に進んでいく感覚が面白いです。それと、Onのカラー
リングが大好きで、アースカラーというか、くすんだ色使いが多くて、おしゃれだなと、思っています。女の子
としては、そこがすごいポイントで、ピンクのCloudswiftを履いていると、周りの女の子たちから、すごく良
いカラーだねと言われることが多いです。そして、そういうカラーが似合うねって、言ってもらえるので、そこ
もOnが好きなポイントですね。
I:ランニング以外でも普段からスニーカーはよく履かれるのですか?
Z:もう、ほとんどスニーカーです。下駄箱の8割以上がスニーカーです。学生の時に、大学が山の中にあったの
で、ずっとスニーカーでした。ランニングシューズを普段履きにすることは学生のころからしていて、なんせ楽
なのがいいです。特にOnは、私の普段の恰好が、カジュアルな感じや、スポーツミックスコーディネートが多
いので、合わせやすいですね。
I:スニーカーを選ぶ時のポイントを教えてください。
Z:機能やデザイン、カラーリングなどはもちろんですが、「これ履きたい」って気持ちを大事にしています。
モチベーションの中にも、ウェアとかシューズでテンションが上がるということがあると思っているので、この
シューズが履きたいからみんな誘って走りに行くみたいな。先ほどのOnのCloudswiftのピンクなんかは、まさ
にそうで、私が創設者であるランクルーのロゴの色と似ているので、そのTシャツと、合わせて走りたくなったり。
I:Clouswiftは良いシューズですよね。自分的には2度おいしいシューズと呼んでいるのですが、ランニングは
もちろんのこと、普段履きにも使用できるのが嬉しいポイントです。
Z:分かります、それ。普段履きにも履けるランニングシューズって大事なポイントで、ランニングをしない友達
にも、スニーカーとしておすすめしています。一日中履いていても、疲れないでストレスを感じない。そして、
デザイン的にもシンプルなんだけどおしゃれなんですよね。
I:アパレルも含めてなんですけど、細部まで繊細に作り込まれていてSWISS ENGINEERING恐るべしって感じ
ですよね。
それでは、ランニング以外の事も聞きたいのですが、他に趣味はありますか?
Z:カフェ巡りですかね。コーヒーが好きなのもありますが、カフェの落ち着ける空間が好きで、よく行くのは駒
沢公園の近くにあるSPORTY COFFEEさんです。ランナーも歓迎で荷物も預かってくれたり、プロテイン入り
のカフェラテがあったりして。ここも、友人とランニングした後行って教えてもらったのですが、その後は1人
でもよく行くお気に入りの場所になりました。私は気持ちをスッキリさせるために走ることが多いので、ランニ
ング×カフェは特に自分をリフレッシュさせるのに最適なんです。
I:結局走るんですね。どのくらいの距離までだったら走っていくのですか?
Z:15kmくらいだったら走って行っちゃいます。
I:コーヒー飲むために15km! じゃぁ、完全にランニングがライフスタイルの中心になっているのですね。
Z:はい。それしかないかもしれませんね(笑)
- 走ることを通じて新しい何かに触れて発見や気づきを得ら れることがとても大きいです。
I:では、走ることから得られるものって何ですか?
Z:ランニングを競技として、自分の成長や達成感を得られることはもちろんですが、私にとってはLOL RUN
CREWの目的と同じように、走ることを通じて新しい何かに触れて発見や気づきを得られることがとても大きい
です。新しい人だったり、場所だったりそのたくさんの出会いが自分の人生をもっと楽しくしてくれると思って
います。
I:なるほど~。ちょっと、興味本位で聞きたいのですが、ランナーズという雑誌の表紙でモデルをやられていま
すが、どういった経緯ででることになったのですか?
Z:ランニング仲間でランナーズに記事を書いている方がいて、その人に表紙モデルのオーディションがあるか
ら出てみたら、と誘われて、オーディションを受けに行ってという流れで。
I:あぁ、ちゃんとオーディションがあるのですね。
Z:カメラマンがいて、その前を順番で走っていって、ランニングフォームなんかをチェックされたりして、後日
合格の連絡をもらいました。
I:自分事で恐縮なのですが、実は自分の父親も市民ランナーで、ランナーズを定期購読していまして、自分が小
学生のころからずっと、毎月自宅に届いていたので、ものすごく馴染みがあって。ZUKKYが表紙に出ているの
がすごいなと。例えるならば、ヤングマガジンの表紙に知り合いのお姉さんがグラビアとして出ているみたい
な、そのくらいのインパクトがありました。やべーみたいな。
Z:そう言われると照れますね(笑)私も雑誌の表紙は初めてやらせて頂いたので、選んでもらえて本当に嬉しかっ
たです。