Onとともに
- 3rd Season -
2020.12.28 update
Onとともに
NEVER NOT ON. –いつでも“オン“-
スイス生まれのランニングシューズブランドOnには“オフ“という概念はありません。
仕事終わりも、休日も、トレーニングウェアから普段着に着替えた後も、Onのシューズを履けば常に“オン“なのです。
Onとともにシーズン3の最後は全世界が未曾有の事態に揺れるなか、大学を卒業し、地元京都から東京へ活動の拠点を移動した絵描きのアニーさん。はち切れるほどの笑顔と明るさで雑談からはじまったインタビュー。新しい拠点での制作活動や悩み、独特のモノの選び方から今の心境からOnとどういった生活を送っているのかを語ってくれました。
- 絵を描くときのインスピレーションはなんですか?
私の場合はイラストっていうよりも対個人で似顔絵とかのお仕事が多いので、目の前にいる人の特徴や内面の良さから引き出せるものを探しているから、その人の内面に合わせて線の太さや色味を変えています。
- 今の絵のスタイルはどういったスタートだったんですか?
元々暗い性格なんですよね。今も、特に制作中に「私がやってることは人を幸せにできてるのかな」って悩むことがあって、 ダークスペースに入ってしまうこともあるくらい。あまりにも暗すぎて明るい色を使って自分を明るくしようとした結果が、今の色使いに繋がってる気がしますね。それは絵を描き始めたころからずっと心掛けてるかもしれません。
- 意外です。活発でいつも笑っているイメージがありました。
いや…そんなことないですよ。実際に自分の一月の行動パターンとか見たら外にいる時間とインドアな時間が50/50くらいです。心が元気じゃないときに外に出て無理に元気付けようみたいなことはしないですね。
- 心と体の健康のためにやってることはありますか?
今、東京の日本橋辺りを拠点に活動しているんですけど、散歩はよくしていて、新宿まで歩いたりとかは全然しますね。 家にいて考え事をするのと、歩きながら悩むのって思考のベクトルが全然違う気がして。歩きながら色んなことを考えて心の健康を含めてデトックスしている感覚です。色々悩んで考え詰めてたけど…最終まあいっか、って。
だからいつも散歩後は頭にな〜んにも残ってないんです。笑
もっと死活問題レベルの頭がパンクしそうな事態に達したときは山に登ってますね。
京都が地元だったから、すぐ近くに山があったっていうのもあると思いますが、登山してマインドリセットさせてます。
- ONとOFFで服装は変えますか?
変えますね。人に会うときは確実にONだし、会う人にはいい印象を持って欲しいから。 色が入ったものを着ることが多いですし、全身モノトーンでもアクセサリーにカラーが入ってたりとかしてバランスとってます。
OFFのときは完全寝巻きなので人には会えないです。笑
- 洋服やシューズを買うときのルールはありますか?
叶うか叶わないかは別として、自分がおばあちゃんになったときに孫にあげたいものを選ぶようにしてますね。
実際に自分がおばあちゃんから持ったら洋服を着てたりもするし。モノを大事にするとか、世代交代ができるものってすごい素敵なことだと思うので自分では買うとき結構重視してるかな、と。
自分のファッションアイコンもおばあちゃんです。
アメリカの50年代-60年代のファッションがめちゃくちゃ好きで、昔のおばあちゃんの写真とか見たら 「そのワンピースにそのネックレス合わせる!?」とか「そこにそのシューズだと!?」って発見がいっぱいあるし、色使いも大好きです。おばあちゃんの当時着てた服装もすごく好きだし、譲り受けたものを自分でどう着こなすかを考えるのも含めて楽しいです。
靴は10足以上あって、実家から整頓にしに帰って来いって言われてます。 笑
カラーもバラバラでそれぞれに特徴もあるから、この服にはこれ!みたいのが何通りもあるから全部現役で使ってますね。
- Onとの出会いは?
モデルとして京都観光協会さんの撮影のときに履いていただいたのが初めてだったんですけど、元々学生時代陸上部だったの で、シューズの走りやすさにびっくりしました!
あと疲れない。 京都での撮影のあとはランニング用に使わせてもらおうって感じだったのですが、結果ランニングとそれ以外の用途が半々くらいになりました。
自分がOnを履いていてたまに街で見かけるOnを履いた人を見ると絶対目が行っちゃいますね…仲間意識というか。笑
職業柄か、その人の性格とかを想像しちゃうんです。Onを履いてる人は、その人が運動しなさそうな人に見えたとしても機能性を理解したうえで、丁寧な生活をしてるんだろうなって感じさせる人が多い気がします。
●プロフィール
Annie Lena Obermeier
似顔絵作家/アーティスト
「どんな人でも必ず誰かにとって大切な存在で、価値がある」というメッセージを多くの人に届けるべく、大学卒業後、絵描きになる。Instagramからオーダーを請け負う似顔絵の他、2020年初めにはオーストラリアの火災やコロナ禍での医療緊迫に際し、一定金額以上指定団体に寄付すれば似顔絵を無償で描くチャリティを企画し合計100万円弱の協賛を募った。自分と他人と社会を繋ぐツールとして絵を活用し、直近の新しいプロジェクトでは繊維産業の廃棄量への問題視から、捨てられるTシャツに架空に人物の顔と一言を添えたワッペンを古着につけて販売している。
INSTAGRAM https://www.instagram.com/annielenaobermeier/
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