SAMBAのドレッシーとアクティブの2つの顔を引き出すアユニ・D。
ファッションシーンにおいて新たなる地位を
築き上げたadidas Originalsの
名モデル、SAMBA。
そのエターナルなシルエットをベースに
atmosがエクスクルーシヴなモデルとして
仕上げるために掲げたコンセプトが
“Tuxedo(タキシード)”。
スニーカーであるためのスポーティな
ルックスに、気品を備えた本モデルを、
現在はPEDRO名義で精力的に活動する
アユニ・Dが、
2つのムードで履きこなしてくれた。
まるでレッドカーペットを歩いているかのような佇まい。
昨年、惜しまれつつも解散したBiSHでの活動を経て、現在はPEDRO名義で活動を行うアユニ・D。独自の世界観で音楽以外にもさまざまな表現を続ける彼女が今回、ドレッシーな1面とアクティヴな1面を、SAMBA“Tuxedo”を軸として魅せてくれた。
● Interview
― 着用した“Tuxedo”の履き心地やデザインはいかがでしたか?
見た目はハードに見えるんですけど、インソールは柔らかくて足にフィットして、すごく気持ちのいい履き心地のスニーカーでした。デザインとしてはキラキラ光る輝きを放っていたので、ドレッシーやカジュアルなスタイルにも、これが1足あればすごく引き締まるのではないでしょうか。
― 今回はスタイリング違いで2スタイル披露いただきましたが、合わせてみてどうでしたか?
カジュアルなスタイルは私服にも近いんですけど、平成初期な言葉で表現するなら“甘辛ミックス”なコーディネート(笑)。洋服はかわいらしくてもスニーカーのクールさがいい塩梅にしてくれましたね。もう一方のドレッシーなスタイルは、ハイヒールだったりがもちろん似合いますけど、私は動き回るタイプなのでスニーカーがよくて。今回はバチバチに決まってるデザインだったので、下品に見えず上品さを保っていて好きなスタイリングになりました。
― スニーカーは好きですか?
好きですよ! 割とカジュアルなフォルムをしつつも、きらめき感があるものやスタイリッシュな素材を使っている上品さも併せ持ったスニーカーが好きなので、“Tuxedo”はバッチリでした。そしてadidasのスニーカーは、BiSHで活動していた時に衣装でよく履いていたんですよね。パフォーマンス性はもちろん、ファッション性もあるので大好きです。
― ファッションでハマっているものはありますか?
最近はメルカリだったりでヴィンテージモノを探すのにハマってますね。ライブ衣装は自分でスタイリングをしているので、使ったりもしています。
adidasのスニーカーは、パフォーマンス性はもちろん、ファッション性もあるので大好き。
トップスとボトムスのコントラストに足元から光を灯す。
● Interview
― ライブの衣装で大事にしていることはありますか?
ライブをする土地の気候や風土を考えたり、その日どんなライブをしたいかなど、自分のマインドを考慮するようにしています。なので何気なく選んではいなくて、動きやすさや華やかさも考えながら、繊細な意味を毎回込めるようにスタイリングしてますね。
― ライブの衣装と普段着に違いはありますか?
ライブはステージ映えもするようにしているので違いますよ。普段着はどちらかというともっとカジュアル気味かもしれません。私のライブは耳で音楽を楽しんでもらって、目で観ても楽しんでくれたら嬉しいです。
― ファッションの影響を受けたものはありますか?
映画『ゴーストワールド』が昔から好きで、私のロールモデルになっていると思います。主人公2人のファッションはもちろん、出てくる人たちの服装や色の配色だったりも、フェミニンでセンシティブで好きなんですよね。
― ありがとうございます! 最後にこのインタビューを読んでいる人にメッセージをお願いします!
私はスニーカーはもちろん大好きですし、ファッションも大好きです。そして音楽とファッションというものは、すごく共通点が多いと感じています。両方とも心を温かくやしてくれたり強くしてくれたり、魔法のような存在ですよね。私の音楽はスニーカーのように色とりどりでいろんなスタイルな曲がありますので、ぜひ“Tuxedo”と一緒に11月に新作もリリースしたPEDROも楽しんでいただけたら嬉しいです。ありがとうございました!
音楽とファッションというものは、心を温かくやしてくれたり強くしてくれたり、魔法のような存在。
● Profile
アユニ・D
北海道出身。ガールズグループ、BiSHのメンバーを経て、現在は自身のソロプロジェクトであるPEDROでベースとヴォーカルを担当する。11月6日にミニアルバム『意地と光』をリリースしたばかり。
- OfficialSite:https://www.pedro.tokyo
- Instagram:@ayunid_official